生地別メンテナンスについて

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風呂敷の生地別メンテナンス方法

風呂敷の生地別メンテナンス方法

風呂敷をオリジナルプリントで作成したり、オーダーメイドした逸品を内祝いなどで受け取った際には、出来る限り長く使いたいと思うのではないでしょうか。ここでは当店をはじめ通販やふろしき専門店で激安価格にて特注制作した際の、生地別お手入れ方法を紹介しています。
別注ふろしきの中でも、大切な人に贈る贈答用やイベントで販促効果を狙うノベルティなど、用途によって様々な作成方法や仕立てがあります。それぞれ細かいメンテナンスの方法も異なりますので、詳細は制作の際にスタッフまでお尋ねください。

綿生地風呂敷のメンテナンス方法

（シャンタン・ブロード・天竺木綿・ブッチャー・霞・牡丹など）

綿生地はセレモニーなどの記念品や贈答用、そして店舗や物販のオリジナルグッズとして名入れ製作されるオーダーメイドふろしきに、よく使われています。質感がよく、伝統的な本染め加工も出来るので、しっかりお手入れして長くお使い頂ければ幸いです。

クリーニング方法: 基本的にはぬるま湯を使った手洗いがお薦めです。水流が弱ければ洗濯機もご利用頂けますが、その際、塩素系や酵素系の洗剤は名入れ印刷面が傷むので使わないで下さい。
また贈答用ふろしきなどで使われる本染めの場合は、色落ちする可能性があるので単体で洗いましょう。シワになりやすい素材なので脱水機はあまり強くかけないで下さい。

乾燥・保管: 乾燥機を使うと、注文制作した風呂敷が変型や収縮をしてしまう恐れがありますので避けましょう。
オリジナルふろしきの乾燥は直射日光の当たらない陰干しが最適です。水分が残るとカビなどの原因になるのでよく乾かし、直射日光と湿気を避けて保管します。

アイロン: 風呂敷のオーダー製作に使われる中でもシワになりやすい素材なので、洗濯後はアイロンがけがお薦めです。
アイロンは200℃程度の高温までは大丈夫ですが、プリント面に強くかけるとテカる場合がありますので、特注ふろしきの裏側から、当て布をしてかけましょう。

化学繊維生地風呂敷のメンテナンス方法

（テトロンポンジ・トロピカル・メロンアムンゼンなど）

比較的格安で作成できるので、激安なノベルティや梱包・包装用のオリジナル風呂敷として製作、販売される生地です。素材によっては高級感もあり、物販用に制作されることもあるので、手入れをすれば購入した人も長く使えます。

クリーニング方法: 水分を吸収しないので水洗いが可能です。手洗いが理想ですが洗濯機も使えます。しかし格安ノベルティ風呂敷の作成で使われる、顔料プリントは摩擦に弱いので注意して下さい。
オリジナルデザインの印刷面を守るため、塩素系や酵素系の漂白剤・蛍光剤を避け、中性洗剤を使いましょう。脱水はかけず、タオルで挟んで水気をとるのがお薦めです。

乾燥・保管: 綿生地の別注と同様、オーダーメイドふろしきのプリント面は直射日光に弱いので陰干しで乾かしましょう。
シワになりにくい分、シワになってしまうと取れにくい風呂敷生地です。乾かす際はしっかり広げましょう。保管は湿気や直射日光を避けた場所が最適です。

アイロン: 化学繊維は熱に弱く、高温で溶けるふろしき素材です。温度は150℃以下に設定し、当て布をしましょう。
またオリジナルの印刷面は避け、裏側からかけるようにします。高級品にはかないませんが、激安で製作した風呂敷も、正しい扱い方ならある程度長持ちします。

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